オフロードバイクでの林道走行

【初心者必見】オフロード走行でお勧めバイクとは?

オフロードを駆け抜け山深い場所で林道ツーリングをしてみたいけれど、一体どんなバイクを入手すれば良いのかお答えしましょう。

結論は、”貴方が一番気に入ったバイク”で良いのです。

でも、すこし条件があって大型のオンロードメインのバイク等では舗装林道は走れても、もっと奥の未舗装林道に行くのは困難です。

そこで、林道ツーリングやオフロード走行に適しているバイクにはどういったバイクがあるのか書き出してみましょう。

この中には町で良く見かけるバイクもあるはずです。

又、その性格上転倒しても少々キズがついても気になりにくく、壊れにくいバイクなので、長く付き合えると言えます。

どんなバイクが適しているの?

林道は殆どの場合未舗装なのでオフロードに特化したバイクが適しているのは言うまでもありません。

オフロードバイクは不整地を効率よく走破する様に作られています。

林道を走る時はフルサイズと呼ばれるのバイクがお勧めです。

フルサイズバイクとは、フロント21インチ径のタイヤを履き、リアは18インチ径のタイヤを履いているバイクをフルサイズバイクと呼びます。

そして出来るだけ車重の軽いバイクが操作性にすぐれていてお勧めです。

オフロードバイクは一般にシート高が高いので自分自身の体格も考慮しなくては、乗車時や降車時及び林道内のUターンや切り替えし等に苦労する場合があります。

林道を楽しむ車種でビッグオフと呼ばれる大排気量のオフロードバイクがあり、ハイウェイから林道迄こなすバイクも存在しますが、ただ乗り手に経験が必要な事と、車重も重いので転倒時対処出来る体力も必要になります。

又、いずれも転倒を考慮し絶対単独では林道に行かないようにお勧めします。

平地で車両を起こせても、転倒で足が路面と挟まったり、谷側に倒れたりするととても1人では対処する事は出来ない事が多い等を考慮しましょう。

又、オフロードバイクはメンテナンスにも優れていると言えます。

チェーン調整やOIL交換、スパークプラグの点検等日常の点検はオンロードバイクに比べて格段に簡単に行える様に作られています。

国産で流通しているメジャーなバイクは?

最近は排ガス規制の強化とABS(アンチロックブレーキシステム)の導入が義務付けられた為に新車でのバイク選びは選択肢が狭まっていますが、現在一般市場で流通している機体を(新車を含む)ご紹介します。

メーカーとエンジン排気量及びシート高さ車両重量に分け書き出しました。

HONDA(日本)

SL230:4スト単空冷SOHC223CC H:805mm W:116Kg

XR230:4スト単空冷SOHC223CC H:805mm W:122Kg
XR250:4スト単空冷SOHC249CC H:875mm W:133Kg
CRF450L:4スト単水冷SOHC449CC H:895mm W:131Kg
CRF250L:4スト単水冷DOHC249CC H:830mm W:143Kg
CRF250RALLY:4スト単水冷DOHC249CC H:830mmWEIGHT:156Kg

YAMAHA(日本)

セロー225W:4スト単空冷SOHC223CC H:810mm W:121Kg
DT230ランツァ:2スト単水冷224CC H:865mm W:130Kg
TT250Rレイド:4スト単空冷DOHC249CC H:875mm W:121Kg(DRY)
DT125R:2スト単気筒空冷123CC H:830mm W:99Kg(DRY)
DT200R:2スト単気筒空冷195CC H:830mm W:107Kg(DRY)

DT200WR:2スト単水冷195CC H:865mm W:130Kg
XT250:4スト単空冷249CC H:840mm W:114Kg (DRY)
セロー250:4スト単空冷249CC H:830mm W:133Kg
トリッカー250:4スト単空冷249CC H:810mm W:127Kg
WR250R:4スト単水冷DOHC249CC H:895mm W:132Kg

KAWASAKI(日本)

KLX250SR:4スト単水冷DOHCの249CC H:885mm W:123Kg
KLX230:4スト単空冷SOHCの232CC H:885mm W:134Kg
KLX125:4スト単空冷SOHCの124CC H:830mm W:112Kg
KDX200SR:2スト単水冷198CC H:885mm W:107Kg
KDX250SR:2スト単水冷249CC H:895mm W:130Kg
スーパーシェルパ250:4スト単空冷SOHC249CC H:810mm W:111Kg(DRY)

SUZUKI(日本)

RMX250S:2スト単空冷249CC H:895mm W:128Kg
DR-Z400S:4スト単空冷DOHC398CC H:810mm W:141Kg
ジェベル250XC:4スト単空冷DOHC249CC H:885mm W:139Kg

外車で流通しているメジャーなバイクは?

KTM(オーストリア)

FREERIDE250R:2スト単水冷249CC H:915mm W:92.5Kg(DRY)
FREERIDE350R:4スト単水冷349CC H:915mm W:99.5Kg(DRY)
150EXC tpi:2スト単水冷143.7CC H:960mm W:96.4Kg
250EXC-F:4スト単水冷DOHC249.91CC H:960mm W:103.4Kg

350EXC-F:4スト単水冷DOHC349.7CC H:960mm W:103.4Kg
250EXC tpi:2スト単水冷249CC H:960mm W:103.9Kg

HUSQVANA(スウェーデン-オーストリア)

TE250:2スト単水冷249CC H:950mm W:105.2Kg
FE250:4スト単水冷DOHC249.97CC H:950mm W:105.5Kg

BETA(イタリア)

RR4T125:4スト単空冷DOH124CC H:915mm W:101Kg(DRY)
250RR:2スト単水冷249CC H:930mm W:104Kg
300RR:2スト単水冷298CC H:930mm W:104Kg
X-Trainer250:2スト単水冷249CC H:930mm W:104Kg

AJP(ポルトガル)

PR4 240:4スト単OHC空冷233CC H:920mm W:115Kg

Aprilia(イタリア)

125RX:4スト単DOHC水冷124.2CC H:905mm W:134Kg

SWM(イタリア)

RS125R FACTORY:4スト単DOHC水冷124.7CC H:950mm W:117Kg

まとめ

国産は一部を除き現在は排ガス規制の影響で新車が少ないのが現状で高年式車だと部品が出ない状況もありますので十分検討して下さい。

現在でも特定の人気車種は現在新車を上回る価格が付けられ中古市場で売買されている車種もあります。

そんな中、外車は敷居が高く初心者にはパワー的にも扱えないとの論評が多いのが一般的ですが、けしてそんなことはありません。

一様に国産車より不利なのは外車はシート高が高くオフロードでの扱いが大変なだけです。

メンテナンスの間隔も国産と比べても異常に早いサイクルでもありません。

しかし国産車の様にある程度ほったらかしとは行きません

デメリットは新車時の価格の高さ、故障時の部品の高さや工賃の高さ部品供給の時間等や上記のシートの高さシートの硬さでしょう。

又、国産車の様に多くディーラーが存在しないのもネックになります。

それに外車は物を積載する様には出来ていませんし、長時間快適なシートである訳もありません、相当スパルタンな物と理解しましょう。

体格的に十分扱え、資金的にも可能であるのであれば十分検討の余地はあると思います。

スキルの有無は買った後、次の段階の話で良いかと思います。

先ずは、機体を揃え装備を充実させ林道に飛び出しましょう!

林道ツーリングの魅力を余すところなく動画で紹介しているのがこちら!

https://www.youtube.com/user/POLECOGAN/videos?view_as=subscriber

Pole Cogan TV です。